シーズンインを迎え、各社一斉に新アイテムのクラブを出してきています。
それぞれの開発コンセプトがあると思いますが、しかし実際に利用する
プレーヤーは、その考え方、扱い方を理解されているのでしょうか?
新商品のコンセプトは基本長く、軽く、大きな撓りで飛ばそうとすること
ではないでしょうか?
素材の変化で打感が柔らかくなり、スイートエリアも拡大し、扱いがし
やすくなったとか、ヘッドのたわみを小さくし、エネルギーのロスを
最小限にし、余剰重量を最適配置にし、ボールのスピードアップを図った
とか、ドローバイアスで力強いボールが生み出されるとか、軽量化で
ヘッドスピードアップを計ったとか、あらゆる面で、新商品の改良が
なされています。
しかしこの進化の前に、この機能の何たるかを知り、その機能の引き出し
方をまず思い出してほしいのです。
と同時にあくまでも、飛距離の増加はボールの影響なくしては語れないと
思います。(ディスタンスのボールでは、H/Sが無ければ、逆効果に
なり、距離が落ちます)
又、小さな変化による効果は小さいのがあたりまえで、何ら不思議では
ありません。やはりクラブのシャフト全体のしなりであり、ヘッドスピード
とゆう物理的な数字が 一番飛距離に影響をすることを忘れないでほしい
ものです。
小さな改良の変化が、大きな重要ポイントより効果があるとは思えません。
根本的な正しい扱い方があって初めて、小さな改良の効果が表れます。
ヘッドスピードを上げ、スートスポットでとらえ、シャフトのしなりが
MAXで使えることにより、本当の意味の飛距離アップではないでしょう
か。 このことをちゃんと弁えてほしいものです。いつの世も。
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